灘区民ホールでの「歌と落語の企画」ご案内



5年前、灘区医師会設立60周年記念祝賀会のアトラクションにて、灘区の松本医院、松本治朗先生が、素晴らしいオリジナル落語を披露され、その後、松本先生の奥様と一緒に歌を歌わせていただきました。

この時のご縁がつながり。このたび、松本先生御夫妻たちの企画される「音と笑いのおもちゃ箱」にまたまた参加させていただくことになりました♪

今回、歌わせていただくのは、オペラ蝶々夫人から「ある晴れた日に」、そして、小林秀雄作曲の日本の歌「落葉松」の2曲で、素敵なピアニストの蜷川千佳さんに伴奏していただくことになりました。

松本治朗先生の、プロはだしのオリジナル落語はいつも素晴らしく、また、奥様の孝巨さんの本格派アリアには心地よく癒されます。

10月というと、関西合唱コンクールが中旬にあり、練習に熱が入ってくる時期です。通勤の車内で、また、休み時間にCDを聴いて自主練に励んだり。そして、19日(土)に向けての練習も夜な夜な声を張り上げて・・すでに気分は芸術の秋に浸りつつあります。

「落葉松(からまつ)」は、野上彰という詩人が軽井沢で書いた詩に、小林秀雄が感銘を受け作曲した作品です。野上彰は、「オリンピック賛歌」の日本語歌詞も訳詞しており、来る東京オリンピックでも歌われるかもしれません。

落葉松の秋の雨にわたしの手がぬれる  落葉松の夜の雨にわたしの心がぬれる

落葉松の陽のある雨にわたしの思い出がぬれる  落葉松の小鳥の雨にわたしの乾いた目がぬれる



軽井沢には、たくさんの落葉松が植林されています。そして秋になると黄色く色づいた落葉松に細かい霧雨が降りそそぎます。その光景に少し触れてみるため、というわけでもないですが、連休に軽井沢へ行き、落葉松の林をもとを歩いてきました。帰る日の夜には、霧雨が降り、歌詞の情景に少しばかり触れたような気持ちになりました。

10月19日(土)午後4時より、灘区民ホール5Fマリーホールで開きます「音と笑いのおもちゃ箱」、お時間ある方は是非いらしていただければ嬉しいです。入場無料です。