『院長のひとりごと』

瞳かがやきコンサートを11月21日(土)に再度延期します

2020年5月26日

2020年5月21日(木)に予定していました、瞳かがやきコンサートを、7月11日(土)に延期しますとお知らせしておりましたが、コンサートをより安全に開催する環境を整えるために、日程を11月21日(土)に再度延期にさせていただきます。
会場は同じく、兵庫県立芸術文化センター小ホールです。
開場時間は17時、開演時間は17時半に少し早めました。
何度も変更となり、大変申し訳ありませんが、出演者一同、よいコンサートとなるようしっかり準備を進めております。

新型コロナウイルス感染が収束し、芸術文化センターにて来場いただいた方々に無事にお目にかかれますよう、心より願っております。

2020年瞳かがやきコンサートを7月11日(土)に延期いたします

2020年4月12日

本年5月21日(木)に予定しておりました、NEXT VISIONへのチャリティー「瞳かがやきコンサート」。すでにチケットをお渡しさせていただいた方もおられるのですが、開催を、2020年7月11日(土)に延期し、同じ時間、同じ場所、県立芸術文化センター小ホールにて予定することとなりました。
4月7日に兵庫県を含む7都道府県に緊急事態宣言が発表され、新たな患者数が依然増加傾向ですが、外出を自粛し、手洗いや消毒などの基本的な注意を守って1日も早い収束を願うばかりです。2〜3ヶ月で終息の兆しの見えることを祈っております。

第20回大阪国際音楽コンクールアマ部門シニアコース優勝しました

2019年12月13日




10月に参加した第20回大阪国際音楽コンクールアマ部門シニアコースにてベッリーニのオペラ「清教徒」よりソプラノアリア「あなたの優しい声が」を歌い、一位を受賞させていただきました。そのご褒美に、年始に開かれるガラコンサートに出演させていただけることになりました✨

1月7日(火)兵庫県立芸術文化センター小ホールにて15時開演で、私の出番は15:20頃です。一位受賞曲に加え、同じくベッリーニの作曲した歌曲「お行き、幸せなバラよ」の2曲を予定しています。
平日午後の時間ですが、お時間許される方、ご来場お待ちしております。チケット入手につきましては、兵庫県立芸術文化センターまでお問い合わせをよろしくお願い申し上げますます。
そして引き続き、2月15日(土)19時より、大阪シンフォニーホールで開催される「ドクターズコンサート」に出演させていただけることになり、こちらの方でもこの2曲を歌わせていただく予定です。チケットは谷眼科の方でご用意いたしますので、ご来場いただける方は眼科まで連絡をよろしくお願い申し上げます。

2019年瞳かがやきコンサートのちらしが仕上がりました

2018年12月5日




今年5月に私の祝還暦企画で開いた瞳かがやきコンサートは、県立芸術文化センター小ホールほぼ満席の盛り上がりの中で無事開催でき感謝で一杯です。
感激も覚めやらないところですが、来年の企画が決定❣️2019年は2018年のメンバー全員で新企画を立ち上げました。洗足学園音楽大学教授で藤原歌劇団バリトンを担う牧野正人先生や、2018年も声量豊かな美声を披露いただいたナムユカさんを招き、劇場に字幕も設置してボエーム四重唱を始め本格オペラに挑戦。青山内科クリニックの青山伸郎先生の素晴らしいテノールや、青山先生の同級生、高橋玲先生によるバイオリン演奏も加わります。

第2部では、神戸アイセンター病院長の栗本康夫先生とピアニストの蜷川千佳さんによる2台のピアノでのラフマニノフピアノ協奏曲などなど。
更にパワーアップした企画を、視覚障害支援公益法人、ネクストビジョンへのチャリティーをさせていただき開催予定。2019年5月23日(木)午後18時開場、18時半開演です。
早い広報ですが、ちらしが仕上がりましたので第一報として掲載いたしました

Dr.エミコと仲間たちによる瞳かがやきコンサート

2017年12月27日







まだ実感は湧きませんが、2018年5月27日、60歳の誕生日を迎えます。干支がひとまわりして還暦。昔は長生きを祝う行事でしたが、長寿社会の現在では、「これまでお世話になった感謝の気持ちとこれからもよろしくとの思いを込めたセレモニー」となっているようです。そんな思いを歌に込めて、還暦コンサートを企画しました。

タイトルは、「Dr. エミコと仲間たちによる瞳かがやきコンサート」。2018年5月31日(木)午後7時より、阪急西宮北口駅から南に渡り廊下でつながっている、兵庫県立芸術文化センターの神戸女学院小ホールで催します。神戸市医師会60周年記念式典でも共演させていただいたクラシック仲間(仲間というか大先輩)の青山伸郎先生(青山クリニック)、メゾソプラノ歌手のナムユカさん、コーラスグループを主宰される松本考巨さん、そして神戸アイセンター病院の院長に就任された栗本康夫先生の友情出演をいただくことになりました。

イラストレーターの有村綾さんによる愛らしいポスターや、デザイナーの松田容子さんによる綺麗なちらしも完成し、広報を始めています。平日の夜ですが、お時間の許す方は是非聴きに来ていただけると嬉しいです。入場は無料ですが、整理券を作成していますので、谷眼科医院まで連絡をよろしくお願い申し上げます。連絡をいただければ、整理券は当日にお渡しすることも出来ます。

あっぱれ金魚!!

2015年4月22日

一昨日、池の金魚が亡くなりました。。娘が中学の時、神社の夜店の金魚すくいですくってきた2センチほどの和金が、金魚鉢で順調に成長。金魚8才、体調約10センチの時に庭の池にお引っ越し。引っ越してすぐは、池の中を金魚鉢ほどの小さい範囲でくるくる泳ぐばかりでしたが、だんだん慣れてきて鯉と一緒に悠然と回遊するように。いつしか体長30センチまで成長し、どこから見ても鯉の風格に。享年14才。よくここまで長生きしました!我が金魚ながらあっぱれ!!調べてみると、和金の寿命は8年から15年、体長は20センチくらいに成長するそうです。立派に天寿を全うしました。天国でも元気でね。

ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」無事に出演してきました

2015年4月17日

昨日は、ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」ゲスト出演のために朝8時過ぎにハーバーランドの海が見えるスタジオへ。「この時期の目のトラブルのおはなし」というテーマで、パーソナリティの三上公也アナと池田奈月さんと静かな部屋にて放送開始。聴いて下さる方にわかりやすいように、また、楽しく聴いていただけるようにがんばるぞっ!三上アナが「ラジオは何か喋っていないと音がなくなります」とおっしゃられましたが、その通り、ここは3人の話す声のみの静かな空間。でも、決して私が一人で説明口調で話をするのではなく、三上アナが絶妙に質問を入れてくれ、また、奈月さんが相づちやつっこみや、はたまた親父ギャグへの反応をしてくれて、自然な流れで進行することが出来ました。スタジオ初体験の私をこのように見事にリードしてくれるとはさすがだと感心してしまいました。

話の内容は、ほぼ前回の投稿で前置きしたとおり。しかし予期せぬつっこみや質問であれこれ話はふくらみ、跳んでいってまた戻り、生放送ならではのスリルに満ちた展開で、あっという間に予定の20分が終了しました。しかもぴったり20分ちょうどで話はうまく着地。ラジオの魅力を改めて味わうことの出来た貴重な体験でした。放送を一人でも多くの方に聴いて楽しんでいただけていれば嬉しいです。三上さん、奈月さん、お世話いただいたラジオ関西スタッフの小野田さん始め皆様、どうもありがとうございました!

ラジオ関西「三上公也の情報アサイチ!」にゲスト出演させていただきます

2015年4月9日

新しい仕事を引き受けたり、Facebookに日記のような投稿を始めたりしているうちに、ホームページのモノローグ更新が滞っておりました。

さて、ひょんなことから、来週の今日、4月16日(木)午前9時〜9時20分に、ラジオ関西(558kHz)「三上公也の情報アサイチ!」にゲスト出演させていただくことになりました。内容は主に、花粉症とドライアイの話です。

まずは、花粉症。花粉症は、抗原となる花粉が目やノドなどの粘膜から入り、「感作」が起こることから始まります。「感作」というのは、抗原に対して「IgE抗体」という抗体がリンパ球から大量に作られ、抗原との反応を起こす準備状態をつくる段階です。リンパ球がいちいち抗原をやっつけに行けないため、孫悟空が分身の術を使うように「IgE」と呼ばれる抗体を作って粘膜下に送り出すのです。この段階ではまだ花粉症は発症していません。抗体の量が限度を超えると花粉症を発症してしまいます。この時、IgE抗体は「肥満細胞」という名のリンパ球にキャッチされ、そこに花粉がつくと肥満細胞からヒスタミンという化学物質が放出され、これにより花粉症の症状が出現してしまうのです。花粉症の症状をなるべくおさえるにはどうしたらよいのかについて、お話させていただこうと思います。



花粉の飛散量が多い日は、花粉防護用の眼鏡やマスク、帽子が効果的です。衣服は綿や化繊などつるつるのものには花粉が付着しにくく、羊毛系は付着しやすいです。通勤、通学などお出かけの5分前に比較的即効性の効果のある抗ヒスタミン剤点眼を使用すると症状を軽減できます。帰宅後はすぐい顔や手、目のまわりを洗い、うがいをし、コンタクトをつけている人ははずすようにしましょう。

花粉症予防には、免疫力を正常に保つことが大切で、睡眠のリズムを整え暴飲暴食を控えましょう。最近、アレルギー発症に腸内細菌が関わっていることがわかってきています。腸内の善玉菌を増やすよう、食物繊維を十分にとれるバランスのよい食事を心がけましょう。

花粉症よもやま話ですが、阪神間など西日本では、開発後の土地の緑化のため「オオバヤシャブシ」という樹木が植栽されていました。谷筋のハイキングコース沿いなどに多く生育しています。菌類と混生するため、痩せた土地でも比較的生長が早いため、砂防ダムの法面などにも多く導入されてきました。近年、ヤシャブシがスギより強力な花粉症の原因になり、果物アレルギーも合併することがわかってきました。宝塚市の中山台では住民によるオオバヤシャブシ伐採が進み、1994年からヒペリカム、ナンテン、ラベンアーなどの潤い地区が作られました。神戸でも企業や市民グループの方々などが伐採を行い、ヤシャブシの花粉症を減らすことが出来ました。スギ花粉症に対しても、伐採や花粉の少ない品種への改良などが行われていますが、効果が現れるのはまだ先の話のようです。

次に、ドライアイの話。ドライアイの症状を楽にするには、目を温めることが効果があると言われています。実際の治療の中心は目薬をさすことになります。これまで、人口涙液や保湿性のあるヒアルロン酸製剤が使われていましたが、最近、新しい点眼が登場し治療効果が向上しています。目の表面は「涙」と「粘膜」で常に潤っています。「涙」は水分とムチンが混じっている液層の上を油分が覆って蒸発を防いでいる二層構造をしています。ムチンが減ると涙の質が悪くなり目が乾きやすくなります。新しい点眼薬には、水分とムチンを増やす作用があるものや、粘膜を修復・保護する作用があるものがあり、涙の質を改善させ角膜の障害を治す効果が期待されます。

昨年11月15日(土)の神戸新聞「兵庫の医療」のページで、新しい点眼による涙液の層別治療について解説させていただいています。
http://www.taniganka.com/publish/images/201411kobeshinbun.jpg

母校の閉校

2014年1月9日

私の出身小学校である神戸大学附属住吉小学校が、平成26年3月10日の卒業式をもって閉校することになりました。閉校が正式に決まった6年前に1年生だった子たちが卒業する日です。私が入学した昭和40年には、木造2階建ての校舎が南北に3棟、渡り廊下で連なった学校でしたが、5年生の時に現在の鉄筋コンクリートの白い校舎に建て代わりました。小学時代の思い出の多くは、木造の校舎と校庭にあるように思います。入学式の日に正面でどーんと迎えてくれた大きな楠、涼しげな藤棚、校庭で遊んだ素朴な遊具。こわごわ滑った底なしすべり台や、かみつくと怖いすっぽんがいると脅かされた丸池やひょうたん池。すでになくなっていたのに、母校の閉校とともに目に浮かぶのは昔の光景です。

閉校にともない、先週末に、お世話になった先生方をお招きし、学年同窓会を開きました。小学校の恩師3名、中学校の恩師2名の先生に参加していただき、懐かしさで胸がいっぱいになりました。小学3、4年を担任してくださった谷口寛二先生は、当時のアルバムを持参くださいました。担任していただいた2年間の様々な場面を、丁寧なメモをつけて残して下さっておりびっくりしました。写真中央は小学4年の時の私、仲良しの友人と遠足を楽しんでいるところです。さらに、卒業のときから現在まで毎年先生に送っていた年賀状のうち子供らの写真入りのものなどを見やすくケースに保管してくださっており、一緒に持参していただきもっとびっくり。転居の際などに私自身も見失っていた賀状がきちんと並べて保存されており、写メで撮影させていただきました。恩師との心暖まるつながりに新年早々感動させられました。



閉校の翌週に行われる式典では、附属住吉小出身の大先輩である、ノーベル化学賞受賞の野依良治博士による講演や後輩のバイオリニストによる演奏など行われますが、卒業生の人数が膨大なため参加するのは難しそうです。学校見学などでの受け入れを検討してくださっているとのことでした。

灘区民ホールでの「歌と落語の企画」ご案内

2013年9月26日



5年前、灘区医師会設立60周年記念祝賀会のアトラクションにて、灘区の松本医院、松本治朗先生が、素晴らしいオリジナル落語を披露され、その後、松本先生の奥様と一緒に歌を歌わせていただきました。

この時のご縁がつながり。このたび、松本先生御夫妻たちの企画される「音と笑いのおもちゃ箱」にまたまた参加させていただくことになりました♪

今回、歌わせていただくのは、オペラ蝶々夫人から「ある晴れた日に」、そして、小林秀雄作曲の日本の歌「落葉松」の2曲で、素敵なピアニストの蜷川千佳さんに伴奏していただくことになりました。

松本治朗先生の、プロはだしのオリジナル落語はいつも素晴らしく、また、奥様の孝巨さんの本格派アリアには心地よく癒されます。

10月というと、関西合唱コンクールが中旬にあり、練習に熱が入ってくる時期です。通勤の車内で、また、休み時間にCDを聴いて自主練に励んだり。そして、19日(土)に向けての練習も夜な夜な声を張り上げて・・すでに気分は芸術の秋に浸りつつあります。

「落葉松(からまつ)」は、野上彰という詩人が軽井沢で書いた詩に、小林秀雄が感銘を受け作曲した作品です。野上彰は、「オリンピック賛歌」の日本語歌詞も訳詞しており、来る東京オリンピックでも歌われるかもしれません。

落葉松の秋の雨にわたしの手がぬれる  落葉松の夜の雨にわたしの心がぬれる

落葉松の陽のある雨にわたしの思い出がぬれる  落葉松の小鳥の雨にわたしの乾いた目がぬれる



軽井沢には、たくさんの落葉松が植林されています。そして秋になると黄色く色づいた落葉松に細かい霧雨が降りそそぎます。その光景に少し触れてみるため、というわけでもないですが、連休に軽井沢へ行き、落葉松の林をもとを歩いてきました。帰る日の夜には、霧雨が降り、歌詞の情景に少しばかり触れたような気持ちになりました。

10月19日(土)午後4時より、灘区民ホール5Fマリーホールで開きます「音と笑いのおもちゃ箱」、お時間ある方は是非いらしていただければ嬉しいです。入場無料です。