2010年2月 のアーカイブ

2010.2.26 真央ちゃん銀メダル

2010年2月26日

今日、浅田真央がバンクーバー五輪で銀メダルを獲得!
運良く演技は昼休みの時間帯で、二度のトリプルアクセルの入った気合いのこもった滑りをどきどきしながら応援することができました。
直後のインタビューで彼女は
「トリプルアクセルを跳べたことはよかったけれど、演技には納得できていない。」
と悔しさをにじませながらぽろぽろ。
こちらも思わずもらい泣きです。

未踏の大技に挑んだ19才の少女が、パーフェクトでなかった部分をごまかさずに見据えて毅然とコメントを述べる、その姿に改めて感動させられると同時に、愛らしい満面の笑顔で楽しそうに滑る真央ちゃんを早くまた観たいものだと思いました。

2010.2.23 はりきり過ぎたAEDくん

2010年2月23日

突然心臓が止まった人が、AEDによって蘇生する事例を毎年何件か耳にし、助かってよかったとほっとさせられます。
しかし、実際にその場に遭遇した人は、AEDを使うべきなのか、どう使うのか、うろたえてしまう、という記事が先日も朝日新聞の一面に掲載されていました。
実際の場面を観てもらおう、というのも、今回の「防災小劇場」のねらいの一つでした。

2月11日(祝)に、一昨年の現代劇、昨年の時代劇につづいて昭和初期の近代劇サスペンス「メイ探偵心智心郎~津軽家の出来事~」が大入り満員で上演されました。

資産家の屋敷でのサスペンス。登場人物は主役の俳優と主役を逃した俳優、家政婦、執事、資産家の息子や娘や嫁たち、ご用聞きの酒屋さんやお米やさん。
劇の最中に、執事役の男性が胸を押さえて苦しみ出し、意識を失います。
劇は中断され、舞台監督が飛び出してきて「誰か、お医者さんはいませんか」と舞台に向かって叫ぶ。
舞台中央に座って観劇していた私と夫役の宮田先生とが、「はーい」と声をあげて立ち上がり、舞台に駆け上がり心肺蘇生。
酒屋さん役の人にAEDを持ってきてもらい、舞台上に流れる「通電します!離れてください!」の音声に合わせてボタンを押し、無事心臓は拍動を再開します。

今回の劇も、このようなAEDデモンストレーションや119の正しいかけ方、新型インフルエンザ予防の広報、灘区からのお知らせ、灘警察からの防犯のお話、などが盛り込まれながらストーリーが展開され、いくたびものどんでん返しの末、めでたく犯人がつかまりました。
劇の模様は、翌日の毎日新聞、神戸新聞、産経新聞の三紙に写真入りで紹介され、劇団員にとってとても嬉しいご褒美となりました。

防災小劇場
続く週末に神戸こくさいホールで行われた合唱のイベントでは、開会直前に倒れた人がいて、今回劇に出演していた人が救命を行い、すぐに救急車が到着して助かったと聴きました。
イベントは20分くらい遅れましたが、無事に開催されたそうです。救命の知識が順調に広まっているようです。

ほっとしていた昨日、谷眼科に設置していたAEDが、操作をしないのに突然作動をはじめ、診察中に「パットを装着してください!」などの音声が流れてびっくり。
はりきり過ぎたAEDくんが興奮のあまり突然目を覚まして動きだしたようです。
定期点検を兼ねて、チェックを依頼することになりました。